傳野隆一 (でんの りゅういち)
生年月日:昭和25(1950)年5月22日生 雄武町出身
経 歴:昭和53年 3月 札幌医科大学医学部卒業
札幌医科大学外科学第1講座(主任教授 早坂 滉先生)入局
昭和57年 3月 同 大学院修了
昭和58年 4月 同 外科学第一講座助手
昭和59年 4月 米国シカゴ医科大学Research Fellow
昭和60年10月 道立江差病院外科医長兼助手
昭和63年 1月 東札幌病院外科医長
平成 3年 4月 札幌医科大学外科学第1講座助手(主任教授 平田公一教授)
平成 6年 4月 同 講師
平成 9年 9月 同 助教授
平成12年 4月 札幌医科大学保健医療学部看護学科 教授
趣 味:アウトドア,4級アマチュア無線,4級船舶,茶道(宗隆),書道(泰翠)
担当科目:生体科学U、看護臨床治療論T、終末期看護論(看護学科) 術前術後管理学(理学療法学科,作業療法学科)、
保健医療総論(全学科)、病態治療学特論U、看護倫理学
特論(大学院、)、外科学(医学部)
所属学会:日本外科学会,日本消化器外科学会,日本臨床外科学会,
日本胃癌学会,日本癌治療学会,日本肝胆膵外科学会,
日本癌学会,日本大腸肛門病学会,日本膵臓学会,日本肝臓 学会
学術活動(著書・総説・原著・その他・特別講演・一般講演):
1.Hiroki Nomura, Hidefumi Nishimori, Takahiro Yasoshima, Fumitake Hata, Hiroshi Tanaka, Futoshi Nakajima, Toshio Honma, Jun Araya,
Kenjiro Kamiguchi, Hiroshi Isomura, Noriyuki Sato, NoRyuichi Denno, Koichi Hirata : A new liver metastatic and peritoneal dissemination model
establiched from the same human pancreatic cancer cell live. Analysis
using cDNA macroarray. Clinical Experimental Metastasis 19, 391391-399
2.K. Yamaguchi, H. Ura, T. Yasoshima, T. Shishido, R. Denno and K. Hirata Establishment and Characterization of a Human Gastric Carcinoma Cell Line that is Highly Metastatic to Lymph Nodes. J Exp Clin Cancer Res 19, 113-120, 2000
研究内容:
@胃癌・食道癌の外科的治療:
A実験的転移性胃癌:共同研究者 大野敬祐,西森英史(助手)
ヒト胃癌細胞株AZ521を用いて肝臓,腹腔内リンパ節,腹膜播 腫を高頻度に起こす細胞株を作成し,その細胞の特性を用いて転移の メカニズムについて研究を行っている。
B胃切除術後の病態生理:星川 剛(研究生),山口浩司(助手), 江副英理(救急部助手)
噴門側胃切除術後の再建術式として空腸嚢間置術を施行しているが ,逆流症状に関しては満足できる結果であるが,症例によっては経 口摂取量が増加せず治療に難渋する。この病態に関して成犬を用い て,その病態解明を行っている。
また胃切除術後の骨塩低下についてもデータを蓄積し,解析を進め ているところである。
社会活動:日本外科学会 評議員,指導医,認定医
日本消化器外科学会 指導医,専門医、認定医
日本臨床外科学会 評議員
日本癌治療学会 臨床試験登録医
日本肝胆膵外科学会 評議員
日本死の臨床研究会世話人
日本感染症学会
(ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター認定医)
今後の抱負:医学・医療福祉に関係した仕事を構築したい。
E-mail: denno@sapmed.ac.jp
UPDATE: 2003/8/6